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スポーツニュースは恐い 刷り込まれる<日本人>(森田浩之 著)~馬鹿マスコミに洗脳されないための一冊になる?~ (6)

今日は最近読んだ本について書きたいと思う。

わざわざ紹介しておいて、こんな言い方も‘失礼’だが、
読んで‘目から鱗’という程の内容ではない。

私自身が同様の‘疑念’をスポーツ・マスコミに対して持ち、
その質の低さを‘嘲笑’している人間だからだ。

この本のサブタイトルにある‘刷り込まれる〈日本人〉’だが、何が刷り込まれるのか。

筆者は〈私たちは日本人である〉というナショナリズムの話に持って行きたがっているが、
その日本人像を含めたスポーツ報道のステレオタイプの問題の方が私には重要だ。

ステレオタイプについての記述の一部を抜粋してみた。

ところで、「ステレオタイプ」という言葉がもともとは印刷業界の用語だったことはご存じだろう。ステロ版(鉛版)印刷術を指す英語だったのだが、これをアメリカのジャーナリストで造語の才にたけていたウォルター・リップマンが、「判で押したように多くの人が共有する固定観念」を表わす言葉として鮮烈にデビューさせた。1992年の著書『世論』でのことである。
 この本のなかでリップマンは、なぜステレオタイプがはびこるのかを考えた。彼の答えはいたってシンプルで、「ステレオタイプで世の中を見たほうが楽だから」というものだった。
 ステレオタイプにのっかってしまえば、自分で世の中を観察して考えなくてもいい。ステレオタイプがあると、私たちは「観察してからの定義するのではなく、定義してから観察する」ようになると、リップマンは書いている。「私たちは、文化が定義済みのものを拾い上げるだけになる。文化がステレオタイプのかたちにしたものを拾い上げ、それを理解するだけになる」


私自身は‘陳腐’を嫌悪している。
私を含めて一部の人々がステレオタイプなものを批判すること自体がもはや一種の
ステレオタイプという‘自虐的な見方’もできるが、やはり大部分の人々はステレオタイプである。

それはマスコミやメディアによって‘洗脳’された結果とも言えるが、
上の引用にあるように‘楽だから’という無意識の行動パターンにも支配されていそうな気がする。

テレビの街頭インタビューを聞いているだけで私はその陳腐さに呆れてしまう。
実際はもっと個性的な意見を言っている人もいるのだろうが、それらはステレオタイプな
マスコミによって‘検閲’され不採用になってしまっているのだろう。

ブログの世界も然りだ。
なんとも陳腐にしてステレオタイプなものが氾濫している。

このブログも別に上等なものではないが、それでもMLBに関してはできるだけ‘現地主義’
徹して、日本人的な‘偏向’を排除しステレオタイプに陥らないように努めている積りだ。

この本のタイトルを書店で見て、或いは書評で見て、ついでに735円と言う値段も見て、
中身を確認することもなく購入を決断できるタイプの人間は実はこの本を読む必要のない
人種なのかもしれない。

恐らく最も読むべき人種はスポーツ・マスコミに関わっている連中である。

筆者が例に挙げている幾つもの馬鹿げた報道の仕方(これが結構面白い)が
すべて‘禁じ手’になったら、連中は相当狼狽するに違いない。

或いは‘禁じ手’であることは十分承知した上で‘楽だから’という理由で、
営々と‘刷り込み作業’を続けるつもりなのだろうか。

新書で約200ページ、恥ずかしいくらい‘遅読’の私でもさくさくと読めた。



‘スポーツニュースは恐い’というタイトルを読むと一般ニュースは恐くないのか?と
突っ込みを入れたくなるが一般ニュースの恐さは論をまたない。

‘スポーツニュース(も)恐い’というのが本音だ。

最近大きく報じられた所謂‘亀田家騒動’だが、そもそもボクシングというスポーツに
まったく興味の無い私としては論ずる気もないし、論点すらよくわからない。

ただし、嬉々として社会問題に‘昇格’させていたマスコミに対しては激しい嫌悪の念を抱いた。




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パパラッチもね~

なりぽんさん♪

読書のお時間ですか?w
私は当分、「本」を読んでいませんね~^^;
主人が本を書く人間なのですが一度も主人の本を読んだ事はありません。内容が、さっぱり分かりませんので・・・w。
ただ最後に「私の愛する妻○○に捧げる」と書いてあるのを確認するだけです!はい☆w

マス媒体も凄いでしょうが、こちらはパパラッチが大勢居ましてね。素人でも一枚の写真が何億円となりますので「にわかパパラッチ(モラルがない)」が多いですよ^^;仏映画「パパラッチ」でも分かるように・・・。

松井はアメリカで手術するのですか?
じゃ、帰国しないのかしら?@_@ 松井の会は??
レーザー手術で軟骨を切り取るとか出来ないのかしら?レアルのキャプテン・ラウルは一昨年、靱帯を大怪我して復帰を心配されましたが去年のワールドカップで復帰してキャプテンでしたよ♪ブログでは接着剤を利用したと書いてありました!@_@

あのね、また話し飛びますがテレビで「ブロークン・フラワーズ」を観たのですがボワ~ンとした、しっかりしていない「けだるい」映画なんですがビル・マレー?のハマリ役で、ほんわか良かったですよ♪音楽がいいかな~?カンヌ映画祭で賞を獲得しています。「24」とかテンポで誘うテレビ映画もいいですが、全然違っておそいテンポの映画ですが良かったですw お暇な時にどう~ぞ♪w

なりぽんさん♪風邪引かないようお気をつけて下さいね♪♪♪

先ほどレアル・マドリード勝ちました♪
ロビーニョ2、ラウル1、ファンニステルローイ1ゴールでした^^♪

Re:パパラッチもね~(11/11)

ひろみ薔薇さん
>主人が本を書く人間なのですが一度も主人の本を読んだ事はありません。

私はプロではありませんが、妻はブログをはじめ私の書いたものは読みたがりません。
それでいて図書館通いで年間200冊以上本を読んでいるみたいですが・・・。

私は小説を全然読まなくなりました。
ノウハウ系か食べ物エッセーぐらいです。

その分、映画はよく観ていて、ひろみさんが書いた2本の映画も観てると思ったら、
パパラッチは仏ではなく米映画の方でした。
ブロークン・フラワーズは、まさに男の衝動です。
予告なしにムカカノを訪ねてのトリップ・・・老いたり死期が確定したら誰でも考えそうです。
実際は夢の中で終わらせるでしょうが。
彼のジャージ姿、無表情、マターリした空気がいいですよね。

松井の手術は30分程度で日帰りっぽいです。
その後どう慎重に行動するかはわかりませんが・・・。

この本の筆者は基本的にサッカーオタクです。
本の終盤はサッカーネタばかりです。
‘ワールドカップ・メランコリー’という訳本も出してします。

Re:スポーツニュースは恐い 刷り込まれる<日本人>(森田浩之 著)~馬鹿マスコミに洗脳されないための一冊になる?~(11/11)

久し振りですNariponさん、お元気でしたか?
いやぁ本当に申し訳ない!全然参加せずに。
私もマスコミ?踊らされた?この何週間か・・・
いや自分から踊ってみた口か・・・

肝心の雪娘が監督が決まった時点でいち抜けたぁ!
で誰も私の話を聞いてくれない・・で松井君の怪我云々で踊りに踊って疲れ果てる始末。
つまり今年ほど松井君の将来を考えた事は、かつて無しである。
加えて肝心の貴殿も静観視しているし、くっ大人だなぁ。私は踊るあほうに見るあほう状態です。
強がり言えば元気な内に踊ってみせるぜ、へへへ

ああすまん、愚痴ってしまいましたが本題はもちろん体調である。大丈夫ですか?私はついに64列にチャレンジらしい、必ず報告するので楽しみにしてて下さい。

稲尾様が死んじゃったなぁ~まだ70才だったそうだ
NECの関本氏は82才だそうな、わからないね本当に。

またお邪魔しますので宜しくです!

Re[1]:スポーツニュースは恐い 刷り込まれる<日本人>(森田浩之 著)~馬鹿マスコミに洗脳されないための一冊になる?~(11/11)

かず坊さん
>いやぁ本当に申し訳ない!全然参加せずに。

本当にこれだけ干されるとは思っていませんでした。
その分、雪娘さんが最後の砦的にがんばってくれていましたが・・・。

>加えて肝心の貴殿も静観視しているし、くっ大人だなぁ。

そうそう、なりぽんは大人だもん・・・(^。^)
心のコントロールぐらい簡単にできるもん・・・(^。^)
というか、暗めのニュースはしっかりと受け止めながらも、
書きようがないので諦めた次第です。
暗くなっても仕方がないし、楽観するには根拠がないし、
先ずは体調が万全になるのを祈ることしかありません。

>本題はもちろん体調である。私はついに64列にチャレンジらしい、

えっ、64列って例の高性能CTで、ズタズタにスライスですか。
わちきは心の臓の方は特に何も起こってませんが、前向きの意味で来月
大腸の内視鏡と胃カメラで癌検診します。
遺伝的に鴈血統なので・・・。

>稲尾様が死んじゃったなぁ~まだ70才だったそうだ

仰木さんも同じ70歳でしたね。
稲尾様は実はリアルではほとんど印象はないです。
巨人と長嶋には既にはまっていましたが・・・。

スポーツ報道は怖い!

今晩は、返事ありがとうございます。
今更なのだが、松井君は日帰りで済む手術なんですかね?意外ですね。私の64列も日帰りで済みそうなのでホットしてる次第です。とにかく来年のキャンプインに間に合えば良いわけですから。
一日も早く吉報が届くことをお祈りしてる今日この頃です。

亀田家騒動は完全にTBS TVの肩入れしすぎで茶番劇でした。そもそも私も雪娘も亀田ファミリーは好きではなかったし、最近はなりぽん氏同様ボクシングは興味がない。昔は藤毅とかカシアスクレイvsアントニオ猪木の異種決闘なんかは見ましたけれど。

さてここで貴殿とブログ仲間に謝りたいことがあります。この二年間のコメント、実は常に校正して頂いてました雪娘に。事実語尾がそっくりなので気付いた方もいたかも・・・
この場で本当に申し訳なかった、すまん。
で、今後は文章力無しの私自身の言葉で好き勝手に
参加させていただければと思う。

これからも宜しくお願い致します、唯一の松井・長嶋ファンとして。許してくれなりぽん!

Re:スポーツ報道は怖い!(11/11)

かず坊さん
>今更なのだが、松井君は日帰りで済む手術なんですかね?意外ですね。

30分程度終わるという記事を読みました。
いろいろな選択肢の中で、キャンプ逆算でそういう結論に達したようです。
たしか現地の今日14日に行う筈です。

ポサーダ、リヴェラ、エロの報道ばかりで、松井の扱いは本当に小さいというか無しです。

>実は常に校正して頂いてました雪娘に。

筆致でそういう感じはありましたね。

>今後は文章力無しの私自身の言葉で好き勝手に

どうぞ、どうぞ。
で、雪娘さんは‘別腹’で・・・(^。^)

ところでサイ・ヤングがベケットじゃないのにびっくりしました。
投球回数の関係でサバシアの圧勝だったそうですが、ベケットを見る機会が多かったので・・・。
プロフィール

makola

Author:makola
ペンをパンにかえることを夢見た青年は、電話を手にした相場師に・・・
在る時、相場師20年のストレスで心筋梗塞を発症、死の淵をさ迷う。
以来穢土を離れ厭離庵に棲む。

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