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鍵のついた日記帳

中学の頃、鍵の付いた日記帳を欲しいと思ったことがある。
ドライバーでも使えば、一瞬にして壊す事が可能なチャチな鍵だったが妙に憧れた。
鍵付きの日記帳を使えば、鍵をかけてしまわなけらば不安になってしまう程の芳しい秘密が、
たくさん出来るかもと夢想したのかもしれない。
でも当時の僕には値の張る代物で結局は手に入れることは無かった。

結局日記帳代わりにはやや体裁のよいノートを使っていた。
日記とはいえ、別に毎日記す訳でもなく、何か思いついた時や相応の事実があった時だけ埋めた。
必ずタイトルをつけていたので、裏表紙には『題あり~のダイアリー』と洒落ていた。

親や他人に読まれて殊更困る程の華麗なる秘密は無かったが、好きな異性はイニシャル表示し、
ノートも唯一施錠できる引き出しに大事に格納していた。

高校に進むと日記を書く頻度は格段に増した。
先ずは恋愛・・・
登場人物はそこそこいるが、所詮勇気の無さが否応無くプラトニック・ラブに追いやる。
プラトニックであればあるほど、言葉への依存度は高い。
次に映画・・・
映画研究会に所属してた強みを活かし、市内の映画館はほぼ顔パスか招待券で入れた。
年間100本近い映画を鑑賞し、その感想を日記に書いていた。

受験勉強が主たるテーマの生活の中で、日記を書くこと、書くべきイベントを実行することが楽しみだった。
逆説的に言えば、日記にこんなことを書けたら素敵に違いないということが、
ひとつの大きなモチベーションとなって人生をしていたのかも知れない。



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makola

Author:makola
ペンをパンにかえることを夢見た青年は、電話を手にした相場師に・・・
在る時、相場師20年のストレスで心筋梗塞を発症、死の淵をさ迷う。
以来穢土を離れ厭離庵に棲む。

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