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情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~ (6)

今は情報リテラシーという概念が存在するが、昔は情報のアンテナの高低を論じたものだ。
K君は情報のアンテナの高い人間だった。

今日、私の4月16日の日記にコメントを入れてくれたのが、その(未確認だが)K君だ。
彼は私の最初の転職先であるスイス系の銀行で同僚だった、正確に言えば私の部下の1人
だった。
約1年半後、私は米系に再び転職するが、その後彼も転職を模索した。
結局、同じグループ内の証券への転職を果たす。
その時相談を受けたりもしたが、彼の転職先のヘッドが私と都銀時代に同期だった男だという
縁もある。

結婚式にも呼ばれ、スピーチもした。
ナリポンの得意技の結婚式忌避用語てんこ盛りのスピーチで場内は爆笑。
新婦側の関係である有名な歌手も出席していたが、彼が私のスピーチを聞いて
「銀行員にしておくのは勿体ない」と言ったとか、言わなかったとか・・・。

私は相変わらず、『売った・買った』、『上がった・下がった』の極めて原始的なディーリングを続けて
いたが、K君は所謂デリヴァティブと呼ばれる金融派生商品を含め、最新の金融テクノロジーを身につけ成長していっていた。
顧客や機関投資家がらみで私もそのような商品に巻き込まれる事があったが、恥ずかしくて訊けないような初歩的な事柄を含め、彼は私の貴重な‘知恵袋’として快く教えてくれたものだ。

収入面でも私を軽く追い越していった、そういう意味では実にナイスな転職だったと言える。

仕事以外で彼との接点は所謂グルメ情報である。
いまでこそ、ネット情報を含めれば処理しきれない情報が氾濫しているが、あの頃は情報も
乏しかった。
陳腐化された名店情報に、山本益弘がひとり独自の斬りこみを入れて注目を集めていた頃だ。

あの時代でも、K君のグルメ情報は実に新しく、なおかつハズレが少ないものだった。
時間的なラグをおいてその後評判店になる新店や、逆に歴史があり名店の名に恥じない実を伴った店の選択が実に上手かった。
全幅の信頼をおいていた私は、彼と二人で行く店は常に彼に任せた。

大阪出身の彼は当然ながら関西情報も豊富で、私が出かける際に尋ねると、なんとも味のある店を紹介してくれた。
京都の「近為」や神戸の「青辰」等極めて印象深い店も彼の助言によるものだ。

彼は相場の世界でもグルメの世界でも情報のアンテナが極めて高かった。
仕事面で言えば、彼はより多くの市場参加者と話す事を心がけていたように思える。
より多くの人と話しをして、かつその情報を還流させて、新たな情報源となり、更に情報を収集する。
その中で、とるべきリスクを決断する手法だったように思える。

私は、逆に経済指標やニュース、チャートの分析を独りで行い、決断する‘ひとりよがり’タイプだったかもしれない。

K君にこのブログの存在を知らせたのは1ヶ月前だが、初めて書き込んでくれたのが、やはりグルメ情報だというのがなんとも彼らしい。
おまけに、その店はホリエモンも御用達ときているからまさに彼らしい。

でも、世間が騒ぎ始める頃にK君はきっとこう言うに違いない。
「あそこも良いけど、最近は込みすぎて・・・、だったら○△×にできた良い店が一軒あるんですよ。」



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Re:情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~(04/18)

シンガポール料理って言われる物は食べたことがありません。(タイ料理やベトナム料理、怪しげな無国籍料理はけっこうあるのですが…。)
海南鶏飯食堂のメニューを見たら、一度食してみたくなりました。
今度行ってみます。

Re[1]:情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~(04/18)

hiroponさん
>シンガポール料理って言われる物は食べたことがありません。
まああの国自体、人種と同じで色んな料理があって独自の物は意外とないからね。

>海南鶏飯食堂のメニューを見たら、一度食してみたくなりました。
>今度行ってみます。
ヨッシャー!
俺の分まで行って来ておくれ(笑)
やっぱ、基本はチキンライスだと思います。

Re:情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~(04/18)

神戸の「青辰」は懐かしい。 学生時代に今のカミさんとデートの仕上げに、人づてに聞いた「あなご」の旨い鮨屋との情報を得て、三宮裏、生田神社の傍らの細い通り沿いにある同店を訪ねる。 店の前で行きつ戻りつしながら店内の様子を伺おうとするが分からない。 えいやー、と入った。 が店には客は一人の初老の紳士のみ。店主に言われるままにカウンターの一角に腰をおろす。メニューがあったのか無かったのか記憶が定かでないが、「青辰のあなごすし」が目当てなので、それだけ4~6カン食べて出ようかとも思ったが、「何からしましょう?」の店主の声に思わず反応して「じゃ、白身の鯛からお願いします」と言った様な記憶がある。 どれも美味しかったが最後に近いところで所望の「あなごすし」に辿り着いた。旨かった! 学生の身で二人分の勘定を払ったら懐は寂しくなったが、心は暖かくなった夜であった。その夜の効果があったかどうか、その夜のデートの相手は現在でも今のカミさんでいてくれている。
Webで「青辰」をサーチしてみたら既に同店は存在していないようだ。 書込みで「持ち帰り専門」と書いてありのもあった。 あの坂道の裏通りにあった「青辰」はもうないのだろうか?

Re[1]:情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~(04/18)

mardeNaporiさん
流石、ラーメン「Tかもと」で出会った我々らしく、行く店は被ってるね。
つーか、そっちのカバー率高すぎ・・・
青辰は、私が行って時は、確か昼だけの営業、店内も持ちかえりも全部予約ベースだったと思う。
メニューもあなご寿司のワンメニューかな。
店内で食べたけど、妙な緊張感が張り詰めていて、あと寿司の量が結構多くて、でも残すと、
包丁でも飛んできそうで(笑)
あなごの押し寿司とあなごの太巻き、シイタケの太巻きで1セット。
あなごより、シイタケが絶妙に美味だった。
あと海苔が超上質で美味かった。
値段は4千円近かったかも・・・。
地元の飲み屋のママさんがあの値段はボッタクリだと騒いでいた。
店はやっぱり、完全に閉店したみたいだよ。

Re[2]:情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~(04/18)

Nariponさん
「青辰」はその後業態変更して、大震災のあと最終的にビルを建て貸ビル業になってしまったのでは?
学生時代に一度だけ同店を訪れたのは77年か78年。 当時は「あなごすし」専門店ではなく、江戸前風のにぎり鮨屋だった。 Nariponさんが行った頃には昼だけの営業で専ら「あなごすし」で売っていた訳ですか? そういえば東京のデパ地下の催事でその様な形態で出ていた様な記憶があります。それは多分90年代から最近の記憶。 サーチしても神戸に「青辰」のすしやは出てこない。何故か九州は宮崎に「すし処青辰」の名が見えるが関係性は分からない。
 ところでその「Tかもと」らーめんは5年ほど前に赤坂の店を人手に渡し、親爺は1年間充電して自宅に近い小田急「経堂」駅ちかくに『Rくあじ』なる室蘭ラーメンを開店して約3年間,一日も休まず元気にやっている様子だったが、丁度1年程前にある日突然、廃業してしまった。閉店の理由の詳細と親爺の行方は今もって分からない。

Re[3]:情報リテラシー~集めた情報にてらし行動する力~(04/18)

mardeNaporiさん

> Nariponさんが行った頃には昼だけの営業で専ら「あなごすし」で売っていた訳ですか? 
そうです、91年です。

>何故か九州は宮崎に「すし処青辰」の名が見えるが関係性は分からない。
それ、わちきも発見しましたが(せいたつ)と読むそうな。
神戸は(あおたつ)でいいんですよね。

> 丁度1年程前にある日突然、廃業してしまった。閉店の理由の詳細と親爺の行方は今もって分からない。
実は大崎氏のらーめんサイトでこんな記事を見つけて気になっていたんですよ↓

最近閉店してた店
投稿者:パーマン91号  2004/07/05 08:59:24
Rくあじ@経堂
見に行ったら、管理会社からの 「Rくあじ様 動産処分の件につき連絡ください」 との張り紙がありました。

↑これってなんか夜逃げイメージ・・・

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makola

Author:makola
ペンをパンにかえることを夢見た青年は、電話を手にした相場師に・・・
在る時、相場師20年のストレスで心筋梗塞を発症、死の淵をさ迷う。
以来穢土を離れ厭離庵に棲む。

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