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ニューヨーク・ポスト紙が選ぶサブウェイ・シリーズMVP~4人の候補に松井秀喜の名前があった~ (2)

1ヶ月前のニューヨーク・ポストの記事に過去14年間行われたサブウェイ・シリーズの
MVPとLVPに関する記事があった。
候補は同紙の専門家によってヤンキースとメッツからそれぞれ2選手が選出されている。
そのMVP候補の中に松井秀喜の名前があったのだ。

When the Mets and Yankees meet this weekend in The Bronx, it will mark the 15th year of the Subway Series. To commemorate the occasion, the Post’s baseball experts have been handing out awards from across the 78 regular-season games between the two franchises.
The final award will be for the Most and Least Valuable Players in Subway Series history.

MVP Nominees

Mike Piazza, Mets (.301, 8 HR, 26 RBIs in 41 games)
David Wright, Mets (.314 BA, 7 HR, 26 RBIs, 7 SB in 36 games)
Derek Jeter, Yankees (.380 BA, 13 HR, 41 RBIs, 17 SB in 18 attempts in 75 games)
Hideki Matsui, Yankees (.310 BA, 9 HR, 31 RBIs, 1 SB in 32 games)

Winner

One of the few players to be a part of all 15 years of the Subway Series, Derek Jeter has consistently played at his best against the Mets. His .380 career batting average, .434 on-base percentage and .581 slugging percentage in Subway Series play are his best against any major-league team against whom he’s played at least 10 games.

MVPはシリーズがスタートした時からずっと出場しているジーターに持っていかれたが、
試合数で換算すると松井のHRと打点がいかに素晴らしいものかがわかる。
盗塁1個というのもお茶目だ。

ヤンキース時代の松井は大舞台に強かったな・・・(^。^)

MVPを獲得できなかったのは残念だが、この記事を発見したときの松井の境遇や私の心境で
言えば、お蔵入り必至だったネタをこうして紹介できる今の状況が本当に嬉しい。

松井はヤンキース時代の‘勲章’でフェンウェイではいまだに激しいブーイングを浴びる。
今季は不振なので多少アジャストしてくれるかと思いきやまったく容赦無し。
その律義さというか良い意味でも悪い意味でも徹底的に執念深いボストンのファンに
実は少し感動してしまった。

ヤンキースを離れた後初見参となるがメッツファンはマツイをどう迎えるのだろう。

気になる点がふたつ。
松井はシェイ・スタジアムでは打率0.420、OPS1.093とまさに鬼だったが、
シティ・フィールドでは代打出場のみで3タコ。

NYYの時はサブウェイ・シリーズという‘大舞台’だったが、
今回は単なるインター・リーグ上の組み合わせにすぎないことだ。

まあ、代打出場があるかないか、いやそもそもNYに‘帰省’する飛行機に乗っていなかった
かもしれなかったのが、メルビン様のお陰で外野手として先発起用もあるようになったことを
素直に喜んで楽しみましょう。


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NHKのMLB中継に苦言~映像は良いが実況アナと解説者に問題あり~ (10)

OAKは連勝を4に伸ばした。
特に今日はこれぞクラッチ松井と言った決勝タイムリーを放ち極めて上機嫌なのだが、
ブログネタとしてはNHKのMLB中継に関しての苦言だ。

映像は鮮明で申し分ない。
主に日本人選手を追いかけるNHK独自のカメラもファンとしては有難い。
中継終了直前にエンディング曲にのせて流れるダイジェスト映像の編集のセンスの良さは抜群で、
特に自分の望んだ試合結果になった時に余韻に浸るには最高だ。

問題は実況アナと解説者の質だ。
昨日と今日のOAK vs.SFはどちらも実況が藤井康生、解説が山本和行だった。
実況は文字通り試合の状況を的確に視聴者に伝える役目を持っている。
リアルに球場にいる訳ではなくモニターに頼っての実況になるから‘死角’があるのは理解できる。
だからといって選手の名前、カウント、打順、点数等、基本的な情報や言い回しを
これでもかというほど間違えているんじゃ話にならない。
解説者は野球というスポーツを充分に理解しているだけでなく、
当該チーム、選手に関しての最新かつ詳細な情報も備えていなければならない。
ところが山本は昨日の冒頭でピッチャーとの対戦成績すらろくに調べていないことを露呈した。

今や素人でもクリックひとつで面白いように自在に各種スタッツやゲーム・ログを
ゲットできるというのにプロの解説者が一体何をしているのか・・・(`´)

昨日の試合で、この‘珍コンビ’は勝手に9回にフェンテスが登板すると決めつけて
大変だ、大変だと大騒ぎしていた。
流石に途中で恐らく別のスタッフから指摘されたらしく
‘あ~、クローザーは今はベイリーですね’
二人ともOAKの投手事情もMLBのリリーフ投手のブルペンでの準備の仕方も全く知っちゃいない。

よく耳にする台詞に‘ここで日本の野球なら・・・’というのがある。
要するにMLBは良く分からないのでNPBの場合を解説してお茶を濁しているのだ。

いくら優秀な野球解説者でもNPBとMLBをすべてカバーするのは難しい。
ナ・リーグの中継は少ないとはいえ、日米合わせて42チームの事情を全部把握するのは
不可能だからだ。

NHKがMLBの実況・解説は所詮パート・タイム・ジョブという位置付けなら
別にそれはそれで結構だがそれにしても最低限のクオリティは維持して欲しい。

手探り実況、思いつき解説じゃ話にならん・・・(`´)

個人的にはMLB解説ならAki猪瀬のような野球経験はなくてもしっかりと勉強をして、
尚且つ現地メディアの最新情報をチェックし試合中も現地の実況を即時に理解できる能力を
持った人材が最適だと思う。

あの手のオタク臭が漂わないとMLB攻略はできない・・・(^。^)

という訳で今日のネタは直接的には松井秀喜と関係なさそうだが、
実際は関係無くはない。

解説の山本は松井が渋い勝ち越しタイムリーを打った直後に
‘私達はホームラン期待していたんですが・・・’と物足りなさそうに言いやがった。

実況の藤井は9回の表に
‘松井にHRはでていません、この後抑えてしまえば松井に打席は回りません’と抜かした。

二人とも松井の野球観、価値観を全然わかってない・・・<(`^´)>

これでやや苛立ったので取り上げることにした。

因みに私が過去直接NHKに苦情メールを出したメンツはこれだ。

高橋直樹(解説)・・・たぶん5,6回、その後フェイドアウト
豊原謙二郎(実況)・・・去年の7月にメール、その後2ヶ月ぐらい干された?
杉岡英樹(実況)・・・今年の5月にメール、その後の出番なし

NHK以外ではJスポの三井浩二・・・お構いなく出続けている

≪追記≫
ゲーム3は録画放送で福澤浩行(実況)と大島康徳(解説)のコンビ。
記事中のコンビに比べれば遙かにマシな語り口だったが9回1点リードでフェンテスが登板すると
‘本来のクローザーに任せる’とか言い出してしまった。
現地の実況では端からベイリーの3連投は無いとしていた。
Brian Fuentes got a save Sunday, but it's just because Andrew Bailey needed a break.
Bailey is the clear closer.
余程の重要な試合でない限り基本的にクローザーの3連投を避けるのはMLBの常道。
ましてやベイリーは故障明け。
なんでこんなことがわからないのだろう。




KOMATSUに報いる松井秀喜の第6号HR~第5号HRの‘田中学習会’も忘れちゃいけない~ (4)

matsui-061611-6thhr


メルビンがマツイを信じて起用し続けている。
そのお陰で実に単純だが私の毎日が頗る楽しくなっている。
先ずは‘肝試し’のように先発ラインアップをチェックする虚しいルーティンから解放された。

この心境はきっと松井も同じだろうな・・・(^。^)

チームは勝ちきれないゲームが続いたが松井はそれなりに仕事をしていた。
昨日は逆に松井の連続打点が途切れたがチームは勝利。
そして今日は松井が特大の第6号HRを放ちチームは快勝した。

メルビン体制になって最も影響を受けたのはeveryday playerに昇格したマツイ、
そしてマツイはそれに十分に応えているという論調が現地メディアでも際立ってきた。

今日のソロHRが試合の展開の上でそれほど重要ではなかったが大きく取り上げられている。
メルビンになってから7試合で3本というハイペースなのと、すべてレフティから打っている点だ。
対レフィティでは松井を完全に干したゲレンをここぞとばかりに糾弾している。

松井は数日前‘人間、誰でも期待されればうれしい’とコメントしていた。
松井を信じ、期待し、一点の曇りもなくサポートし続けている企業がある。
言わずとしれたKOMATSUだ。
ヤンキースタジアムでは数々の場面で登場したがKOMATSUの看板だが、
ここOAKでは今日の第6号が初めての登場と言っていいだろう。
他の2本もライト方向だったから勿論画面の中に映ってはいたが、
Playboy video同様の動体視力が必要で(ナンノコッチャ)今日のような大写しにはならなかった。

やっと広告宣伝費に報いたな・・・(^。^)

広告という点でいえば、もうひとつ忘れてはならない新参者がいる。
‘田中学習会’という福山・広島の学習塾の会社だ。
バックネット下の可動式のボードに4回の裏だけ?出現する。
‘田中学習会’を挟んで左に‘頑張れ!松井選手’右に‘頑張ろう!日本!’
コピーもベタだが色使いを含めてまるで学園祭の立て看のようだ・・・(>_<)

但し、実は一足先に第5号HR(4回裏の第2打者)でしっかりと仕事をしていたのだ。
ホームで4回の裏に松井がHRを打つ確率がどのくらいか計算はできないが、
ルーレットで36倍を狙って或るひとつの数にずっと小銭を賭けているようで微笑ましい。

今日の実況は普段のCSNではなくMLB.comそのものだったが、
松井に関しては通算500号を含め話題満載でコメントしていた。
HRのVTRを観ながら‘Utta Utta’とか妙なテンションだったが、
明日SFのリンスカムから記念の500号を打つのも悪くないとか言っていた。

できれば4回の裏にKOMATSU直撃弾で・・・(^。^)

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松井秀喜への最高の誕生日プレゼントは新指揮官メルビンからの信頼~捨てるBobあれば拾うBobあり~ (2)

松井秀喜が37歳の誕生日を迎えた。
お決まりの日本のマスコミによる特大ケーキの良し悪しはさておき、
松井への最高のバースデープレゼントは新指揮官メルビンからの信頼だろう。

ほんの4日前までは暗鬱なバースデーになりそうだったが、
ゲレン監督が解任になり新指揮官メルビン就任で一変した。

二人ともファースト・ネームがBobだから‘Fire Bob & Hire Bob’ということになった訳だが、
松井にとってはまさに‘捨てるBobあれば拾うBobあり’の展開になった。

勿論前者がGerenで後者がMelvinだ。
出場機会、つまりは期待と信頼に天と地ほどの差がある。
メルビンは相手投手が左だろうが右だろうがレギュラーのDHとして起用することを明言し、
打順も当面は3番に固定する方針だ。
インター・リーグでの守備機会の可能性にも言及している。

ファンとしてもこの‘大盤振る舞い’には若干気圧されてしまいそうになるが、
松井に大きなチャンスが与えられたことは素直に嬉しい。
下手をすると飼殺しのまま何となくフェイド・アウトしていく可能性があったのが、
こうしてメジャー・リーガーとしての今の実力をしっかりと試すことができるからだ。

メルビンになって何とか4試合連続で打点は記録しているが、
名実ともに‘最低限の仕事’をしているだけで、期待に応えているとは言い難い。
ヤンキース時代は‘Birthday boy Hideki Matsui’と呼ばれグランドスラムをはじめ
大仕事をしていたが今日は不発に終わった。
チームも接戦にはするものの勝ちきれない。

期待が大きく信頼が厚い分、それらが裏切られた時の反動は修復不能になる可能性が高い。
実際今後どうなるのか考えると私のような小心者のペシミストには堪えられない‘重圧’だが、
松井秀喜にはそんなプレッシャーに委縮することなく遺憾なく力を発揮して欲しい。

ところでメルビンの誕生日のお返しは何がいいか。
その頃もまだチームが野球をしていることが最高のプレゼントになるが、
自慢の投手陣にこれだけ故障者が続出の今のチーム状態だと残念ながらかなり非現実的だ。



土壇場で連敗阻止に貢献した松井秀喜がみせた興奮~メルビンに代わって生き生きしているぞ~ (4)

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アスレチックスの連敗が10で止まった。
2点ビハインド9回2アウトランナー無しという土壇場での大逆転だった。
そのドラマの中に松井もからんでいる。
2アウトランナー2塁、CSNのキャスターも松井の同点弾に期待をかけるが、
ここは堅実にセンター前タイムリーヒットで1点差にした。
これでCWSのクローザー、サントスが動揺したのかもしれない。
今季OAKとは過去3試合対戦し4イニング投げているが失点どころか、
1本のヒットも許していないのだ。
今日の2アウトを含めると4.2/3ノーヒッターを破った松井の一打。
その後制球を乱し四球&死球で2アウト満塁となった。
ここでシーズン途中DETからやってきたサイズモアが走者一掃の逆転ダブルを放った。
打球が落ちた瞬間、私もよっしゃ~と叫んだが、驚くべきは代走を送られてベンチに戻っていた
松井のはしゃぎっぷりだ。

メルビンのすぐ横で目をまん丸にして打球を追い、ヒットになると右手で気合満点のガッツポーズ。
まるで野球少年、高校球児のようなリアクションだった。

松井は基本的に感情を表に出さない選手だ。
例外はポストシーズン(ALCS)だが、今日のあの興奮は連敗の重みが積み重なったからこそ
生まれたのかもしれない。

それにしてもメルビンになってからの松井は生き生きしている。
9回裏勝利が確定し、もうやり方を忘れるくらい遠ざかっていた選手を迎える儀式が行われた時だ。
メルビンが最後に相手をしたのがマツイだった。
大きく肩を叩き、最も派手な動きで喜びを分かち合った。
それでも足りないのかベンチへ戻る途中で再び松井の首の辺りをマッサージしたのだ。

まるで今日の試合のヒーロー扱いだな・・・(^。^)

一般的な戦評の見出し的にはどうみてもサイズモアなのだが、
この指揮官的には土壇場で繋いでくれたマツイの評価も高いのかもしれない。

試合後のインタビューに答えるメルビンの声はまるでカラオケで歌いすぎた翌朝のように嗄れていた。
理由はわからないがコミュニケーション不足が問題視されていた前任者と違い、
選手やスタッフと話し過ぎたせいなのか・・・(>_<)

メルビンは就任早々マツイを基本的にレギュラー扱いすると明言している。
過去の数字をチェックして左をまったく苦にしていないのに
何故ゲレンはスタメン外しをあんなに長くしていたのか疑問を持っている。

恐らく新しいマネージャーには松井の起用法の違いを
ひとつの大きな柱にしようという覚悟があるのだろう。

出場機会が激減していた松井にはいい話だが、逆に言えばより多くの機会が与えられる分
そこで結果を出さなければGMがそわそわし始める可能性もある。

とにかくこの2日間のようにやるっきゃないってことだね・・・(^。^)

結果論だが今日の試合は是非NHKで中継して欲しかった。
昨日今日は現地映像でも露出十分の松井だが、NHK独自カメラがあったら
さらに楽しめたに違いない。




大不人気監督ゲレン解任~新指揮官メルビンの‘大抜擢’にHRで応えた松井秀喜だが・・・~ (4)


matsui060911



オークランド・アスレチックスのゲレン監督が解任された。
9連敗の責任を取らされた形になったが彼が驚異的な不人気なのはフェンテスの一件の時に知った。
bleacherreport.comというサイトのオンライン投票で投票数は少ないとはいえ
こんな結果になっていたのだ。

Should Bob Geren be fired?

Yes, NOW!
80.8%

Give him to the end of the season
15.8%

He should be extended as manager beyond this season.
3.4%

Total votes: 146

どこぞの首相がこの数字を見たら妙な自信を持ってしまいそうなくらい嫌われている。
そして解任を告げるMLB公式記事に寄せられるコメントは歓迎ムード一色だ。

監督の交代は当然松井秀喜にも影響する。
レギュラーの座を実質剥奪されていても「監督が判断すること、仕方が無い」と言い続けてきた。
そういう謙虚さは或る意味松井特有の美徳でもあるが、今回は今まで味わった逆境、
苦境とはレヴェルが違う。

さっそく新指揮官メルビンの‘見識’が先発ラインアップに具現された。
もう1カ月以上、相手がレフティの時は松井の名前はなかったが、
今日は対戦成績が0.188の完全男バーリー相手に6番に‘大抜擢’したのだ。

松井はそれに応えた。
第一打席で初球を叩きいきなりライトへロング・シングル。
先制点の流れを作った。
第二打席はボールスリーから結果的には今年目立つ嫌な格好での中途半端なスィングで三振。
そして第三打席でついに超久々のHRを放ったのだ。
松井がゆっくりとベースを周る間、カメラはベンチのメルビンが笑顔で打撃コーチ?に
話しかけるシーンを捉えた。
英語の読唇術はできないが‘ほら、俺が言ったとおり打っただろ’と言っていたような・・・(^。^)
画面には此れ見よがしに今季のマツイの4本のHRのうち3本がレフティと表示された。
最後の打席はフルカウントから外の際どい球がストライク判定されて今日2個目の三振。

4打数2安打1HR2打点。
一応先発起用に報いたがチームの連敗は止まらなかった。
今日は打ったが依然として厳しい立場に置かれていることは変わらない。
ゲレンのシーズン途中での解任を‘的中’させたコラムニストの中には
マツイがシーズン終了までOAKに居るとは極めて考えにくいとしている者もいる。

まあ救いと言えば今後は相手が左だからと言ってオートマティックにベンチにはならない
可能性が出てきたことだろうか。
因みに今日の試合終了時点での打率はvs Rightが0.210でvs Leftが0.233だ。
要するに今季は右・左を問わず苦にしているだけと冷静に言われればそれまでだが、
強いて言えば相対的には左を‘得意’にしているということになる・・・(>_<)

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健康のため入れ込み過ぎに注意~手は抜かないが肩の力を抜いて応援する~ (2)

5時間17分、延長14回、文字通りの総力戦の末サヨナラ負け。
ライヴ観戦していた私もすっかり憔悴しきった。
数々のキー・プレイがあった。
いつもはそれなりに客観性をもって分析する私だがあの試合は違っていた。
完全に松井注視。
不振のメジャー・リーガー松井秀喜が試されている。
土壇場での思いがけない延長戦突入もそのために仕込まれたような気がした。

朝食を済ませて薬を飲んだ私は眠った。
起きたのは午後の3時近くだった。
慌てて少しお腹に入れて昼の分の薬を口にした。

1日のほとんどをベッドで過ごす私にとって不規則な睡眠、昼寝は日常的だが、
昨日の眠りは深く異様に長かった。
普段は一度の眠りが20分とかでそれを繰り返すということもしばしばある。
単に一晩中起きていたというだけでなく、精神的に激しく消耗した影響があったのだろう。
眠りそのものは久々に味わう甘くて快いものだった。
子供の頃泣き疲れて自然に寝てしまったような感じ。
或いは風邪をひいて薬を服用後死んだように爆睡して起きたら楽になっていたような感じ。
何れにせよ眠りから覚めた私は妙にスッキリして元気だった。

そして決めたのだ。
健康のため入れ込み過ぎに注意しようと・・・。
これはあの試合とその後の眠りが私に警告を与えているのだと解釈した。

現役ディーラー時代のストレス満載の人生が心臓を傷めつけた。
今はこうしてストレス・フリーの生活を送ることで心臓をケアしている。
松井の成績、所属チームの勝敗が唯一のストレス要因だといってもいい。
多くのストレスを抱えて社会生活を送っている人達には嗤われそうだが
それが今の私のキャパシティなのだ。

今後松井ファンのストレスが増幅される確率は極めて高い。
松井自身が野球人生で最大のリスクに直面する可能性もある。

そんな状況で入れ込み度を調節する私はまるで敵前逃亡する卑怯者、ヘタレと言われそうだが、
言い訳をさせてもらえば私の弱い心臓にある‘ビルト・イン・スタビライザー’が発動したと思っている。

入れ込み度を下げることは喜びも相応分味わえなくなるということになる。
松井が良い時だけ喜んで、不調の時はしらんぷりなんてありえないからだ。

松井秀喜の応援は勿論手を抜かずに続ける。
但し少し肩の力を抜くことにする。

そもそも自慢じゃないが入れ込み度を半減させたとしても、なりぽんの入れ込み度は半端ないよ。



松井秀喜への不信任~いよいよMatsui外しが本格化してきてしまった~ (4)

単に古巣などという言葉では表したくない様々の思いがあるNYYと3連戦。
幸いにも相手先発投手は全てライティ。
ゲーム1のコロン以外は相性が良くないが何とか全試合松井が先発出場できるものだと思っていた。
ところが初戦でノーヒットに終わると不振を続けるMatsuiを問題視する論調が一挙に強まり、
不信任の空気が醸成された。

‘マツイはオワッタ’
‘マツイはチームのお荷物’
‘マツイを外せ’

そんなメディアに後押しされたようにゲーム2ではスタメンを外れ、
そしてなんと今日も真夜中の2時半に発表されたラインアップに名前がなかった。
流石にゲッっと思ったが、客観的にこの決断に対抗することができない。
チームのDHの顔として過去のクレジットでもあれば辛抱強い起用方法も考えられるが
松井はそれには当てはまらないし、そんな運営をするチームとは思えない。
打者ならまず出塁してなんぼ、DHは打ってなんぼの価値観の中で
不調の松井の存在が軽んじられてしまうのは仕方が無いのだ。

松井はもう直ぐ37歳の誕生日を迎えるが‘Happy Birthday’どころか、またひとつ老化した事実が、
松井外し、さらに進んで松井斬りの新たなグッド・リーズンを与えてしまう可能性も大いにある。

この流れを断ち切るためには本人が言っているようにフィールドで結果を出すしかない。
但しそのフィールドに出る機会がどんどん減少しているから脱却も難しい。
打てないから出さないという論理でいけば代打出場のチャンスすら少ない。

或る記者はこう書いていた。
マツイは日本でもNYでもアナハイムでも打った。
若い時も年をとっても打っていた。
そんなマツイでもアスレチックスのユニフォームを着た瞬間打てなくなる。
A’sが触った打者が尽く‘dust’になるのはまるでグリム童話のようだ。

折角BALをスイープして5割復帰を果たしたのにNYYにはあっけなく全敗した。
今季のNYY戦はあと6試合残っているがすべて@ヤンキースタジアム。
去年の鳥肌が立つようなスタンディング・オベーションは松井の野球人生の中でも
決して忘れられないシーンのひとつだ。
今年の7月下旬、8月下旬、松井がどんな状態でヤンスタに現れるのか。
夏男の本領発揮で生き生きした姿を見せてくれることを願っているが、
もしかしたらその姿を拝むことすら儘ならないかもしれない。

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プロフィール

makola

Author:makola
ペンをパンにかえることを夢見た青年は、電話を手にした相場師に・・・
在る時、相場師20年のストレスで心筋梗塞を発症、死の淵をさ迷う。
以来穢土を離れ厭離庵に棲む。

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